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沖縄本島北部の名護ビーチの海の前にあったゲストハウス&カフェ「ビーチバムパラダイス」のブログ。 スタッフとお客さんたちが一緒になって綴る、アホらしくもハッピーな日々の記録です。 お店はなくなってしまったけど、管理人の個人的雑記でも綴ってみようかななんて思ったリ思わなかったり。。。
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我らが城、なごゲストハウス、ついに陥落。




イビキがうるさくて眠れなかったみんな、ごめんね。
宴会がやかましくて眠れなかったみんな、ごめんね。




餌を与えすぎて、太らせちゃったみんな、ごめんね。
ベジタリアンのみんな、肉ばっかりでゴメンね。
動物愛護のみんな、イルカの刺身食ってごめんね。




無理やり飲ませてごめんね。
下ネタゴメンね。
エロくてゴメンね。




城主を失い、




この「国」はどこへいくのだろう?




それでも、Bar Heavenのあったとこらへんに、




今日も陽は沈む。




ありがとう、なごゲストハウス。
さようなら。




BGMはこれでお願いします。
http://www.youtube.com/watch?v=k7K_6rrE6Wo
♪ゴダイゴ「thank you, baby」


「ビーチバムパラダイス内、なごゲストハウス亡命政府(仮)」



※追記
それから二年の月日が流れ去り、2012年8月(7月からプレオープン)、新たな宿が沖縄名護にオープンすることになりました。

「沖縄素泊まり宿やんばるふくろう」

なんとかここまでこぎ着けました。みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

この物語は、まだ終わらせません。

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沖縄名護に数々の伝説を残した(?)「ビーチバムパラダイス」と「なごゲストハウス」が姿を消して、はや二年の月日が経とうとしております。

あの日以来、沖縄から足が遠のいてしまったという方も少なくないと思います、

…が、

お待たせしました!

また新たな歴史がはじまります。

ここ沖縄名護を訪れたくなる場所が、再び誕生しました。

沖縄素泊まり宿やんばるふくろう

仕事も、出身も、年齢も、趣味も、習慣も、考え方も違う多様な旅人たちが、同じ海で遊んで童心に返る、同じ夕日をみてそれぞれに感動する、同じ食卓を囲んで気取りや力みを捨て、時を忘れて笑いあう、そんな場所をスタッフとお客さんが一緒になってつくりあげていけるような、居心地の良い宿を目指していきます。

みなさんのお越しを、心よりお待ちしています!

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沖縄名護のコミュニティ局FMやんばるでスタートした新番組「笑える悩みの相談局」の記念すべき第一回放送が無事終了しました。
初回なので多少ぎこちなさはありましたが、まあなんとか放送事故もなく(笑)無事終えることができました。

聴いてくださった皆さん、ありがとうございます。
生放送を聴き逃した方、放送エリア外の方も、なんとustreamで視聴できるんですよ。
僕も放送終了後にネットからチェックしたんですが、意外にもたくさんの方が再生してくれてるようで、嬉しいかぎりです。

僕も今回なんとなくノリで出演したわけですが、なりゆきでレギュラーになったようなので、来週から徐々に調子づいていこうかと思っております。
とりあえず、あさ10時から放送ということで、内容的にあまりディープなことはいえそうにないので、ゆくゆくは深夜枠への移行を希望してたりするわけなんですが…。

そして番組を盛り上げていくうえで欠かせないのは、リスナーのみなさんの参加です。感想、励まし、お悩み相談、なんでも結構ですので、どしどしメッセージ送ってください。

ustream配信があるので、名護市外、沖縄県外、日本国外、地球外(?)からのメッセージも大歓迎です!

メッセージはこちらから↓↓
http://fmyanbaru.co.jp/request/

番組名「笑える相談局」というところを忘れずに選択してくださいね。

携帯電話からメールを送る事もできます。
mail@fmyanbaru.co.jp
こちらも「笑える相談局」宛の記入をお忘れなく!

メッセージ、お待ちしてまーす!

Ustream「笑える悩みの相談局」第一回放送分はこちら↓↓


Video streaming by Ustream


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台風接近中の沖縄ですが、無事通過後(希望)6/6あさ10時から、名護のコミュニティ局FMやんばるで生放送される、Mr.おおつの新番組「笑える悩みの相談局」(どっかできいたようなタイトルだが、気にしない)にご意見番(?)として出演します。
Ustreamでも同時配信されるみたいなんで、世界中どこからでもみれます。
お時間あるかたはためしに聞いてみてください。
番組では、みなさんからネタになるような悩みを募集しています。
お悩み以外のメッセージでもいいですよ。
なごゲスやビーチバムで夜毎繰り広げられてたバカ話の類でオッケーなので、なんか思いついたらぜひ投稿してください。
本番中はFMやんばるHPのリクエストフォームから、番組タイトルを選択して送信してください。それ以外の時間帯は僕のほうへ直接お願いします。
いったいどんな番組になるのか、まったくわかりませんが、名護のゆる〜い雰囲気をお届けできればと思っています。よろしく!

UstのURL http://www.ustream.tv/channel/fmyanbaru
本番中はFMやんばるHPのトップページでもみれます。
http://fmyanbaru.co.jp/

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子供の頃、散髪屋だとか医者に体を触られるようなとき、「力を抜いて」なんていわれる度に、力を抜いた状態というのがよくわからずに困ることがあった。
自分では力んでいるつもりなどなく、子供心に「人間座っていようが寝てようが重力やら気圧やらに逆らっているんだから、生きてる限り(眠っているときでさえ)脱力なんてできっこない」なんて反発を感じたものだが、今にして思えば、そういう他人の体に触ることが常態化している職業の人にはわかる「りきみ」というのがあったんだろう。

大人になって、体に触らなくても、言葉とか態度からも他人の「りきみ」をある程度感知できるようになると、どういった外的要因が作用して「かたさ」だとか「こわばり」を生じているのかに興味がわいて、少しづつではあるが「形而上の力を抜く」ということが理解できるようになってきた。
「力を抜きなさい」といわれて力を抜ける人はそういない。元来なんらかの力みがある状態から自覚的に力を抜く事は、痙攣している右手を左手で押さえつけるようなものだ。
健康な人は、地面の上に立っているとき、重力に逆らって足を踏ん張っている、とは感じないだろうが、病気で寝たきりの人なら、ただ起きて座っていることさえ、みえない力に抗うことだと自覚するはずだ。
生きているかぎり完全に「力を抜く」ことはできない。だからせめて眠ることが許されているのだ。重力に逆行するエネルギーを最小限にとどめた状態、外圧への防御を最小限に緩和できる状態、それが睡眠なのかもしれない。

現代人は自分の外側の世界がどんどん拡大し続けている(あるいはそう認識している)から、その外圧に負けじと自己の意識を拡大させているように見える。心が外からの力に押しつぶされないように、いつも内圧をかけてパンパンに膨らませている。
自意識過剰のような意味で「自我の拡大」なんてよくいわれるけど、それは外部への認知が否応なく拡大しているからだ。
拡張しつづける「他」に対抗して内圧を上げつづけることには自ずと限界がある。エネルギーが尽きてぺちゃんこに潰れてしまうか、外側へ向かって大爆発するかのいずれかの道を辿る。星の一生にも似ているし、「動機無き」無差別殺人と「理由無き」自殺をも想起させる。

拡大する世界と融和するには、認識しつつ忘れるというちょっとした技術が必要だ。現代人は大抵重力の存在は知っているが、常時そのことを意識して地面に足を踏ん張っている人はいない。そんなことをしてたら体がもたない。
街を歩いてたら他人がたくさんいる。知らない人達だから、誰が自分を攻撃してこないとも限らないが、目に入る人全員を敵だと思って警戒してはいられない。
ヒトはこれまでも様々な方法で外界を規定することで、未知なるものへの恐怖を軽減してきたわけだが、たとえば排外主義や外国人差別なんかも茫漠とした外界を、有限の枠内に押し込める事で恐れも一定量に抑制しようという典型的防御だし、地動説がなかなか受け入れられなかったのも、それに類するものと思われる。

原発事故以来、一般に日本人の外界認知は拡張したようである。それまでごく身のまわリの現象にしか感心を持たなかった人びとでさえ、国家や政治といったものに漠然と関心を持つ機会が増えたように見える。原発事故が黒船のような効果をもたらしたのだろう。そしてこの新たなる未知への恐怖をどう規定し有限化するか、まだコンセンサスは生まれてきそうにない。
「原子力」という「魔物」をヒステリックに排除しようとする心理が広がりをみせているのも、無理からぬことといえる。はじめてひとりで出歩いた子供が、見知らぬ男に声をかけられたら、それは「悪い人」と認識されるのが、人の防御としては正しい。未知なるものを「正しく怖がる」などという防御はないのである。

だから我々はますます外に対する防御ということを強く意識せざるをえなくなる。世界が広がれば不安要因が増加するのは必定だ。そうした不安を魔法のように取り除くハナレワザをやってのけるなんていうのはいわゆる新興宗教のうたい文句だが、それとてその幻想を保守すればするほど外界との間により強固な壁を築く必要に迫られ、しだいに内外の圧力差が高まった結果、いずれ顕在化する致命的な破局を先送りにしているに過ぎない。ベントを躊躇したあげく水蒸気爆発を招いた原子炉格納容器のごとくである。

この自己と外界を隔てる壁を浸透膜のように柔軟に保つこと、曖昧にしておくことが、認識しつつ忘れる技術、すなわち「力を抜く」ことなのではないだろうか。
重力を感じつつ忘れる。自他のはざまにたゆたう差異の川辺を護岸工事せず、問題を意識下にとどめつつ無為の水面に心を漂わせる。そんなふうに未知なる「外」とつきあっていけないものだろうか。
自己流ストレッチで静かに腹式呼吸をしているときに、そんなことをふと思ったのであった。

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このところちょっとネタが低調気味かなあと思っていた探偵ナイトスクープだが、今日の(沖縄ではひと月ほど遅れて放送されている)最後の依頼と、そのあまりにも鮮烈な顛末に衝撃を受けたので、忘れないうちに書き留めておくことにした。

その五十男の苦悩は、あまりに小児的すぎて、会場の失笑を誘うものだった。

男は十数年連れ添った少し年上の妻のことを今でもとてもすきで、付き合い始めた頃と変ることなく大切に思っていた。

ある晩、男の夢の中に見知らぬ若い女が現れた。 歳は二十才で、短く切った黒髪とパッチリとした瞳が印象的な女は、砂浜にたたずんでいた。 男ははじめて出会ったその女に惹かれ、傍へいこうと歩み寄る。 ところがあと少しというところまで近づくと、さっと身をひるがえして離れていってしまう。また追いかけようとして手を伸ばすが、そのぎりぎりのところで彼女はまた歩きだし、どうしても追いつくことができない。 そうして目が覚めると、となりには五十を過ぎ、白髪も増えた妻がすやすやと寝息をたてているのだった。

その寝顔をみながら、なぜか抑えようのない罪悪感に苛まれた。 男は夢のなかの女性に恋をしてしまったのだ。

別の夜、また彼女の夢をみた。 どこかのプールだった。 すらっとした体に競泳用の水着をつけた彼女の黒髪が濡れて光っていた。 追いかけると彼女は飛び込み、綺麗なフォームのクロールで泳いでいった。 ものすごく速かった。 追いつくことができない。

目が覚めると、やはりとなりで妻が眠っている。 この夢の出来事を妻に話そうと思うのだが、どうしてもそれができない。 男の苦悩は、本物の恋煩いとして、本物の不義の恋へのうしろめたさとして、彼を追い詰めていったのである。

またしても彼女の夢をみる。 バレーボールのコート。 相手チームに彼女はいる。 アタッカーの彼女は容赦ないスパイクを男に向かって打ち込んでくる。その美しい顔にみとれていると、猛烈な勢いでとんできたボールが顔面をおもいっきり強打する。

目が覚めると、いつものように妻が眠っている。 妻への罪悪感と、夢の中の女への憧憬は日をおう毎に加速を続け、ひとりで抱えつづけることは絶え難い苦痛を伴った。

そしてある日、男は決心した。 妻に夢のなかの美少女のこと、自分がその娘に恋い焦がれていることを、告白した。

妻はひどく動揺した。 男のことを深く愛していたし、夫も自分を決して裏切らないと信じていたから。

そして男の夢の中だけに現れるその実在しない女に激しく嫉妬した。 なぜならたとえ男のすべてを手にしたとしても、かれの夢の国土は自分にとって絶対不可侵な領土であり、そこで語られる物語に自らの意志で参加する事もできなければ意向を反映させる事も永遠に不可能だからだ。

実在する恋敵のように、出かけていって文句をいうことも、話をつけることも、ぶん殴る事もできない。 そしてなによりも妻を失望させたのは、それが愛する夫の真の願望に他ならないからである。

妻は許すことができなかった。 男にはなす術がなかった。 ただ一枚の絵を差し出すほかは。

そこにはひとりの少女の顔が描かれていた。 つかもうとするほどに手の間をすり抜けていく夢の記憶だけをたよりに、男が描いたものだった。

夫が想いをよせたという美しい黒髪の少女は、澱みのないまっすぐな瞳で妻をみつめていた。

その瞬間、妻の眼から一筋の涙が溢れ出た。 そこにいる少女は、不可侵の世界の閉ざされた過去に暮らす、紛れもない自分だった。 颯爽とクロールで泳ぎ、エースアタッカーとして活躍していた、あの日の自分に相違なかった。

妻は男を抱きしめた。 これは私なのよと囁いた。 男はまだ合点がいかないようだったが、妻は得心していた。 気持ちは動揺から抱擁へとなだらかに凪いでいった。

しばらく前に男はある失くしものをした。 それは黒髪を肩より上に切りそろえた、二十才のころの妻が写っている一枚の写真だった。 彼はそれをずっと大切にしていたが、いつの日からかどこをどう探しても見つからなくなってしまっていた。

妻はあの絵をみてすぐに、それがあの写真の中の自分であると悟った。 そして、夫は失くした写真を夢の中で探しつづけていたのだろうと考えることにした。 あるいは探していたのは写真のなかに封じ込められた二度と返ることのない若き日の残像を象徴する想念のほうだったかもしれないが、それはそれでも構わなかった。

男はまだそう納得していないようだし、心理学の先生や精神科医なら、もっと違った見立てをするかもしれないが、妻はそれで幸福だった。 (おわり)

少々興に入って、ドラマ仕立てに書いてしまったが、大筋では実話である。 「五十過ぎの夫婦がええ歳こいてなにをおセンチゆうとるねん」といってしまえば、それまでの話である。

でも僕は、この奥さんが絵をみて泣き出した途端、電気が走ったようにサブイボたった。そして不覚にも目頭が熱くなった。 事実は小説より寄なりというけれど、これは事実だからというよリ、五十過ぎの夫婦のこんな純愛ばなしがキモいとか感じるどころか、むしろ強力に引き込まれた自分自身に驚愕したのでした。 まったく探偵ナイトスクープは恐るべき番組である。

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みなさんお久しぶりです。
ビーチバムパラダイスはもうありませんが、少し落ちついてきたので、個人的な雑記でも書いてみようと思います。

さて、本部町某所にひっそりとたたずむ、知る人ぞ知るディープなリサイクルショップを訪ねてみようと思いたち、連れのおぼろげな記憶を頼りに車を走らせているときの事。

間違って見知らぬ路地に迷いこんでしまい、Uターンしようとしたその時、なにやら尋常ならざる気配を放つ建造物が視界の隅に飛び込んできたのだった。



沖縄でもない、日本でもない無国籍なその佇まいは、沖縄のどこにでもある田舎の集落の中にあって明らかに異彩を放っていた。しいていえば宮崎アニメに出てくるようなエキゾチックなノスタルジーを感じさせるアレというかなんというか…。



玄関にはなぜか昔の郵便ポストとシーサーらしき像が、めちゃくちゃいい笑顔でお出迎え。



なにか見えない力に背中をおされるように中へ進むと、主らしきおじさんがいたので、あいさつをして見学させてもらうことに。

広々とした敷地は無数の漆食シーサーで埋めつくされていた。しかしその作品ひとつひとつが明らかにトンデモオーラを放っているのだ。

どうやらわりと身近な所で思いがけずプチ終末観光スポットに出会ってしまったようだ。



山の中腹に建っているので、見晴らしがとても良い。しかしその景色を楽しんでいるのは、我々と無数のシーサー達ばかりだ。



「タヌキ、うしろ〜!」なぜか信楽焼っぽいタヌキも多い。



もっと写真を撮りたかったが、現在改装中につき営業休止ということなので、あまり長居もできず、この日はこれで撤収。
それにしても、いったいここはどこなんだ?



今回入ることができなかった建物内部はアンティークショップだという。そちらもかなり期待できそうなので、また日をあらためてぜひ再訪してみたいものである。



こっちが本来の目的地であるリサイクルショップ。ここも相当終末観漂う「いい」店なのだが、写真は遠慮してこれ1枚。
まねき猫の中にネズミが一匹…まねき猫の足元には首だけの犬がころがっている。



愛嬌のある店のおばちゃんは、我々が品物を手にとる度に面白いトークに花を咲かせてくれる。
「アイロンみつけたら教えてね。こないだからずっと探してるけどないのよ」。
結構真剣に探したが、結局アイロンはみつからなかった。
(終わり)

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プロフィール
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沖縄本島北部名護市在住。
海で遊んだり、酒を飲んだり、酒を飲んだり、ときどき酒を飲んだりしています。
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