重い映画の会

なんとなくたまには大っきい画面で映画でも観たいね、ということで、店内にシーツを張って第１回重い映画の会がはじまりました。



第１回作品はボクの推薦作品でスコセッシ監督、デニーロ主演の「タクシードライバー」（画像の画面は別物です）。

上映開始から１０分と経たないうちに、予定どおり会場は重いクウキに包まれ、ひとりはイビキをかいて眠りだす始末（笑）。



でもこれでいいんです！

オトナから子供まで、携帯小説から昼ドラまで網羅した◯◯でも楽しめる映画鑑賞会をやるつもりは毛頭ないので、上映前に集まったみなさんには会の趣旨説明もちゃんとしました。

重い映画の会といっても、別に重い映画限定というわけではなくて、毎回選者を持ち回りで、自分が好きな映画、もしくは観たい映画を数本推薦してもらい、その中から観たい人が多い者を上映作品として選んでいきます。

ただし選考基準は、みんなで観て楽しめそうだとか、一般ウケしそうとか、そういう客観的な部分を排除して、あくまで選者自身の基準で選ばなければならないというのがルール。

イッパツ目の作品をどうするかはかなり迷った部分もあったけど、結果的に会の趣旨を明確にできたという意味において、アリだったのではないかと思っています。

メンバーの推薦作品からその人の嗜好や美意識、好きな世界をかいま見たり、自分が知らなかった作品を知るきっかけにもなるだろうと思います。

なにより映画好きの酒飲みとしては、大きな画面で酒を飲みながら物語の世界に浸透できるというは至福の時です。

次回は2月17日（火）を予定してます。
選者はなごゲストハウススタッフちーかー。
邦画好きということですが、日頃自分のことをしゃべらない彼女がいったいどんな作品を出してくるのか、底知れぬ不気味さを感じます（笑）

ところで今回の上映のあとで、参加者のダイスケが懐かしいレコードプレーヤーとLPレコード（今時はアナログ盤っていうのかな？）を数枚持参していて、ひきつづきポータブルプレーヤーで聴く懐メロ鑑賞会がはじまりました。

音ってキレイなら良いってモンじゃないということに、改めて気づかされました。
このことは他のことにも置き換えられますよね。

酔っぱらったダイスケが、おぼつかない手つきでボクも大好きなゴダイゴの名曲「Thank you,Baby」を何度も何度もかけてくれました。

CDやPCならリピートにしてたら勝手に何回でもくりかえし再生してくれるけど、酔っぱらいDJの手作業によるリピート再生はかなり味のあるモノとなっていました。

べつにデジタルを否定するつもりはありませんが、たまにはこういうのも良いなぁと、みんなおもわず笑顔になったのでした。

↓これはその時の動画です。



それではまたお会いしましょうね。
さよなら。さよなら。さよなら…。